2024年卒の大学生の就活がいよいよ佳境に。既に内定をもらっている人も、これから動き出そうと思っている人も、就活終了のタイミングについてご相談をお受けすることが増えました。内定をもらったものの、いくつもらえば安心か？他の業界まで広げた方がいい？やっぱり大企業？倒産しないかな？
米ハイテク企業で始まった大量のレイオフのニュースが、更に不安に追い打ちをかけているのかもしれません。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。定年まで働く会社を探していますか？
災害も経済も何が起こるかわからないこの時代に？
日々刻々と社会情勢も経済情勢も変化をしている今の時代、一寸先は闇、そのもの。
そうであれば、「心が動く方へ進む」と決断するのはいかがでしょうか。ご縁を頂いたところにまずは就職し、しっかりとビジネススキルを身に着ければ、そこでの経験は、いつか必ず、きっと、自分自身を助けてくれることでしょう。
新卒時には門前払いとなった企業であっても、中途採用でなら採用になった、という事例は山のようにあります。そう、中途採用は即戦力を求められるので、経験・実績がモノを言います。
とはいうものの、新卒採用の時点でも、「エンジニアコース」「営業コース」のように、ジョブ型に転換しつつある企業も増えつつあります。
それらを考えると、会社選びよりも職（ポジション）選び、「どこに入社するか」よりも就職して「どんな仕事をするのか」と考え方を変えてみるのはいかがでしょうか。
VUCAの時代だからこそ、“当たり前”や“普通”がなくなっていき、気持ちもラクになることでしょう。
そして、いくつでも、いつでも、何度でも、方向転換は可能です。
転職することも想定して就活をする動きは、今の20代の方には、既に当たり前の感覚になりつつあるとも耳にします。「今」の就活市況を理解すべきは、むしろ、社会や親、といった大人の方なのかもしれませんね。
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